Maiko🇯🇵のTabiji

さて、昨日からパリで訪れた美術館の話をしていますが、今日もその続きで、オルセー美術館のお話をしようと思います!

ルーブル美術館編はこちらから:https://maikoka2.blog/2023/11/26/paris/

オルセー美術館の外観

オルセー美術館

もしかしたら、ルーブル美術館に比べて、あまり知られていない美術館かもしれません。

何が有名かというと、印象派の作品がたくさんあるのと、美術館がもともと駅舎だったので、屋根がかまぼこ型です!

オルセー美術館

オルセー美術館の名物 二つの大きな時計

まず、一つ目の時計は、上の写真の一番奥に写っているものです。これは、館内から見ることができます。
装飾が豪華!

そして、もう一つの時計は、外から見える大きな時計です。

オルセー美術館の時計
オルセー美術館の大きな時計

ミュージカル『ウィキッド』に出てきそうなくらい大きな時計!
夕方に行って、夕日で赤く染まったパリの街をここから見るのも素敵ですね!
この時計は見てほしい観光スポットです!

点描画家ポール・シニャックの『アヴィニョンの教皇庁』at オルセー美術館

ポール・シニャックの『アヴィニョンの教皇庁』

作品名:The Papal Palace, Avignon
作家:Paul Signac(1863-1935)
作成年:1900
材質:油絵

ポールシニャックという人は、点描画が特徴的な作家です。
私は、点描画が幼い頃から好きなんです。
しかも、この風景に見覚えが!

そうなんです。これ、あのアヴィニョンの教皇庁なんです!
アヴィニョンの記事はこちら:https://maikoka2.blog/2023/11/22/avignon-2/

特徴的な凹凸がそのまま!!
実際に自分が訪れた街が作品になってると嬉しいですね。
作品に入り込みやすい!

印象派画家アルマン・ギヨマンの『イヴリーの夕暮れ』at オルセー美術館

印象派画家アルマン・ギヨマンの『イヴリーの夕暮れ』

作品名:Setting Sun at Ivry
作家:Guillaumin,Jean Baptiste Armand(1841-1927)
作成年:19世紀
材質:油絵

描かれている川はセーヌ川です。
イブリーとはこのあたりの地区のこと。

この作品のどこに惹かれたかというと、夕陽の色がすごく力強くて、当時のパリの産業発展や労働者たちの活気が伝わってくるようでした。

ヴァン・ゴッホの『星降る夜、アルル』at オルセー美術館

ゴッホ 星降る夜 ローヌ川

作品名:Starry Night Over the Rhone(直訳:ローヌ川の星月夜)
作家:Vincent van Goah(1853-1890)
作成年:1888
材質:油絵

なんでぶれてるんだ!!!と言いたくなりますが、展示室がめっちゃ暗くて、当時持っているカメラではこれが精一杯でした。笑

実はこの作品、アルルで描かれたそうなんですね。
で、アルルに立ち寄った時にローヌ川の写真を撮ったかなと思い、データを探したらありました!こちら!

アルル
街アルルのローヌ川

当時ゴッホは、こういった景色を見ながら、この作品を描いたんだなあと想像がつきやすくなったかと思います。

アルルの記事はこちら:https://maikoka2.blog/2023/11/24/arles/

ゴッホの作品には「夜」「星」「月」のつくタイトルが多すぎる!?

今回、この「星降る夜、アルル」を調べてると、似たようなタイトルの作品が多かったので、整理してみようと思います。

①星降る夜、アルル:オルセー美術館が所蔵。1888年。

ゴッホ 星降る夜 ローヌ川

②星月夜:ニューヨーク近代美術館が所蔵。1889年。

星月夜

③夜のカフェ:エール美術大学画廊が所蔵。1888年。

夜のカフェ

④夜のカフェテラス:クレラー・ミュラー美術館が所蔵。1888年。

夜のカフェテラス

⑤糸杉と星の見える道:クレラー・ミュラー美術館が所蔵。1890年。

糸杉と見える道

彼は1890年に生涯を終えるので、全て、晩年に描かれていますね。

こうしてまとめてみると、全て有名な作品ですね。
日本で見たことある作品もいくつか。

オルセー美術館にあるゴッホの『自画像』

ゴッホの自画像

作品名:Self-Portrait(1889年9月)
作家:Vincent van Goah(1853-1890)
作成年:1889
材質:油絵

この自画像は、サン=レミ=ド=プロヴァンスで描かれた自画像で、ゴッホが右耳を切ったのが、1888年12月23日なので、もうこの時には右耳は切っています。なので、この作品は左側から描かれています。(鏡に映った自分を描くので、左右が逆になってます。)

ゴッホは生涯で、16点もの自画像を描きました。
なぜ、自画像を描き続けたのかという研究もあります。

自己を見つめる意味でもあったんでしょうか。
仏教の写経みたいな?

美術って考えれば考えるほど、思考の世界が広がっていくので楽しいです!
正解がない問題は好きです。自由ですからね☺️

前日に終えていたアンリ・ルソーの企画展

オルソー美術館でたっぷり美術の世界に浸って帰ろうとした時。
一番好きなアンリ・ルソーの企画展の入り口がありました。

アンリルソー

しかし、前日に展覧会は終わっていて入ることができず。。。
悔しい。。。
なぜアンリルソーが好きなのかは、またNY編でいつかお話をしたいと思います!
この時の反省から、旅で訪れる街の美術館や展覧会のスケジュールは把握するようになりました。
何事も反省を生かすところからです!!

セーヌ川

こんな感じで、オルセー美術館の観光は終了。
本日も長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

皆様にとって良い一日になりますように!


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